Übersetzungsprobleme der deutschen Literatur in Japan am Beispiel von Kafka

【出典】

(a) Dogilmunhak (Koreanische Zeitschrift für Germanistik) Heft. 42, 1989, S. 306-321.

(b) 東京大学教養学科紀要第22号、1989年、87頁〜104

ソウルで1989年に開催された日韓ゲルマニスト共同シンポジウムで発表した論文。(b)が本来の発表原稿であるが、(a)では頁数の関係で一部省略されている。ここでは(b)のほうを掲載する。

 

【要約】

ドイツ文学を日本語に翻訳するときの問題の一つは、語り手の性である。ドイツ語と違って、日本語では話し手の性によって会話文の言葉遣い(とくに文末)が異なってくる。カフカの短編「橋」(Die Brücke)の語り手は男性なのだろうか、女性なのだろうか? 邦訳には男性と解釈する翻訳と女性と解釈する翻訳の二種類がある。この論文は、なぜこのような異なった解釈が生まれるのか、そしてドイツ語から日本語への翻訳によってどのような屈折あるいは豊饒化が生ずるのかを論じている。

 

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